2019/04/01

 当社は本日、入社式を行いました。105名の新入社員に向けた代表取締役 社長執行役員・鳥居伸年の挨拶は以下のとおりです。

 近鉄エクスプレスグループを代表して、皆さんの入社を心から歓迎します。

 毎年新入社員の皆さんを迎えるにあたり同じことを申し上げていますが、当社は世界45ヵ国、326都市に自社ネットワークを持つ、グループ全体の社員数18,000名の世界規模の「貨物屋」です。「グローバル・ロジスティクス・パートナー」と称していますので、何となくスマートなイメージを持たれているかもしれませんが、その実態は現場を中心に商いを行う「貨物屋」です。B to Bのビジネスを対象に世界を舞台に事業を展開していますので、お客様のニーズにこたえるため、営業、カスタマーサービス、オペレーション、通関など、365日、24時間、世界のどこかで多くの社員が現場に非常に近いところで活動をしています。ゆえにスマートとは異なる泥臭さのある職場が実態であると、まずは認識をしておいて下さい。

 私たちのビジネスは、航空会社、船社の運航サービスを利用してお客様の要望通りに貨物を届けることですが、常に多くの不測の事態と背中合わせの中では、人による状況判断とコミュニケーションが不可欠です。もちろん、業務効率を上げるためのAI、ロボットの導入は必要ですが、状況判断業務、コミュニケーションは人の力によるところが大きく、この部分は将来的にも人間の力に委ねられると思いますし、ここでの差が私たちにとってのサービスの差になって現れてきます。

 働き方改革を推進する中で、時間外の労働時間も少なくなりつつあり、今後も会社全体で改善を進めていきますが、皆さんは是非自身を向上させるためにその時間を有効利用して頂きたいと思います。NHK大河ドラマ「いだてん」の主人公である金栗四三の碑に刻まれている言葉は「体力、気力、努力」だそうですが、この順番に大きな意味があるようです。つまり、体力がなければ気力がついて来ず、体力と気力が充実しなければ努力もままならないと言うことのようです。

 体力も気力も充実した若い皆さんは、仕事にそして自身のために精一杯努力をして、自己研鑽に努めて下さい。将来、いかなる時代にも逞しく生き残る社会人になるために、会社の環境を大いに利用して下さい。会社はそのように夢と情熱を持った人が成長できる環境をしっかりと整えるように一層努力をしていきます。

 皆さんのこれからの成長と活躍を大いに期待しています。