2016年11月8日更新

代表取締役社長 鳥居伸年
代表取締役社長 鳥居伸年

 株主・投資家の皆様には日頃より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

 当社グループの2016年度第2四半期の連結業績は、2015年5月に買収したAPL Logistics Ltdおよびそのグループ会社(以下、APLL)を連結したこと等により、営業収入は前年同期比38.1%増の2,273億62百万円となったものの、日本単体が苦戦したことに加え、APLLでは旧親会社からの分離にともなう経営基盤強化費用が増加したことやのれん等の償却により、営業利益は42億87百万円(前年同期比35.0%減)、経常利益は46億91百万円(同33.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は11億77百万円(同71.6%減)となりました。

 今期から新たな中期経営計画“Going to the Next Phase !”(2016年度~2018年度、3ヵ年)をスタートさせました。私はこの3年間を「将来のジャンプに向けた体制整備を行う3年間」と位置づけたいと考えています。この期間に、APLLの当社グループへの加入を磐石なものにするための経営基盤を強化し、KWE、APLLが共にそれぞれのコアビジネスで強み・実力を磨いていくことに注力していきます。その過程で両者が協業や共同販売を行うことで、顧客層や事業領域を拡げ、当社グループとして将来より大きな成長を遂げることが可能になると確信しています。

 また、欧米の大手競合他社と対等に戦っていくためには、取扱物量の拡大は不可欠です。それには最低でも、航空輸出重量70万トン、海上輸出容積70万TEUの取扱物量が必要と考えており、グループを挙げて早急にこのレベルに到達することを当面の目標にしています。KWEにとって最大の強みであるフォワーディング事業を強化することに原点回帰し、KWE単独での拡大に加えAPLLとの共同販売での成果を最大限創出することにより、収益性・利益確保を考慮しつつも、戦略的な意図をもって物量拡大を実現していきます。

 APLLはサプライチェーン・ソリューションの提供能力が優れており、今後は KWEとの協業案件の推進や日本市場でのAPLLのプレゼンス向上等に注力することで、将来のジャンプに備えていきます。

 2016年度通期での連結業績予想につきましては、2016年8月9日に公表したとおり、営業収入は4,810億円(前期比14.5%増)、営業利益は125億円(同18.6%減)、経常利益は130億円(同27.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は70億円(同28.4%減)を見込んでおります。

 今後も引き続き全社一丸となって、グローバル市場での競争力の向上、企業価値の向上に向け邁進してまいります。株主・投資家の皆様におかれましては、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2016年11月
代表取締役社長 鳥居 伸年