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KWEグループは、現在のおかれた経営環境を勘案したうえで、グループが目指すべき姿を示すことを目的とし、新中期経営計画“Ready for the Next ! ”(未来への挑戦)を策定しました。
作成過程においてミドル階層や若手社員の参画を求め、日頃の問題意識や将来に抱くイメージを経営陣と一緒に討議し、KWEの進むべき方向を描きました。
“Ready for the Next !”では、2010年度から2012年度を対象とし、激動する経済情勢の中、欧米競合他社と対等に戦える強固な経営構造の構築を目指します。「走りながら考える行動力」、「執着心と情熱で対応する現場力」、「積極性とスピードを兼ね備え、一番を目指す開拓者精神」など過去から現在に引き継がれているKWEのDNA(企業文化)と、「21世紀KWE グランドデザイン」(2002年に策定した長期経営戦略)における基本方針「お客様へ最大限の価値を提供する(カスタマーインティマシー)」の考え方を礎にしています。
“Ready for the Next !”では、「強いアジアを作る」そして「強いアジアを売る」を経営戦略として掲げています。
まず、「強いアジアを作る」については、経営資源の集中投下によりアジアの物流拠点の機能強化を図り、ネットワークをさらに盤石なものにします。そのために以下の5点を重点施策として取り組んでいきます。第一に、既に施設、拠点の充実している中国で、保税物流機能を徹底的に強化します。第二に、アジア全域のロジスティクス機能を充実し、アジアを面とした物流網の構築を進めます。第三に、お客様のチャイナプラスワンへの対応として、競合他社に先駆けた新興国への進出を図ります。また、第四に、世界一の消費地である米州地域の物流機能強化により、経済の本格的回復とともに拡大が期待される環太平洋物流を取り込みます。そして第五に、海上関連サービスの拡充を進め、海上貨物輸送の主力事業化を目指します。
次に「強いアジアを売る」では、日本・米州・欧州とアジア発着及びイントラアジアをターゲットとして、航空・海上貨物の物量拡大を目的に、グローバル市場で「強いアジア」をグループ全体で販売するための仕組みを構築してまいります。
そして、経営戦略を遂行するうえで、人材、品質、ITを当社グループのコアコンピタンスと位置づけ、競争優位を確立するために継続的な向上を図ります。
また、当社グループ全体でコンプライアンスを徹底すると共に、環境について管理体制を強化します。
アジアから世界に挑む“Ready for the Next !”では、事業ポートフォリオの均衡化によるバランスのとれた経営体制の構築とともに、KWEグループ全体最適によるグローバル市場での競争力強化を進めます。「21世紀KWEグランドデザイン」でも描いた「お客様とのパートナーシップ確立による企業価値/株主価値の増大」と「信頼と満足をグローバルで提供するGlobal Logistics Partner」であることをビジョンとして掲げ、邁進していきます。
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| ■業績目標 |
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| 1. |
計画期間 |
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2010年4月〜2013年3月の3ヵ年 |
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| 2. |
最終年度目標(2013年3月期) |
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営業収入 3,000億円 |
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営業利益 150億円 |
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| 単位:億円 |
2010年 3月期 |
2011年 3月期 |
2012年 3月期 |
2013年 3月期 |
| 2,350 |
2,700 |
3,000 |
| 100 |
120 |
150 |
| 100 |
120 |
150 |
| 58 |
70 |
88 |
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3年間の年平均 伸び率 |
| 営業収入 |
2,118 |
12.3% |
| 営業利益 |
74 |
26.3% |
| 経常利益 |
80 |
23.2% |
| 当期純利益 |
45 |
24.4% |
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| 1. |
強いアジアを作る(経営資源の集中投下) |
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〜アジアの物流拠点の機能強化を図り、ネットワークをさらに強固なものにする。アジアにおけるロジスティクス事業、海上輸送事業の強化によりグループ全体の事業ポートフォリオの均衡化を図る。 |
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| (1) |
中国保税物流ビジネスにおける絶対的な優位性の確保 |
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- 中国内保税地域への積極的な投資 |
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- 上海浦東空港総合保税区に新会社を設立 |
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- 大華南構想:華南地区に展開する法人の一体運営による事業拡大 |
| (2) |
アジアを面とした物流網の構築 |
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- 韓国、台湾、フィリピン、インド、タイでの倉庫・物流機能の強化 |
| (3) |
競合他社に先駆けた新興国への進出(チャイナプラスワンへの対応) |
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- バングラデシュへの進出 |
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- カンボジア、ミャンマーへの進出を視野 |
| (4) |
消費市場としての米州地域の物流機能充実 |
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- ロジスティクス機能の強化 |
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- 環太平洋物流の拡大に向けた体制の構築 |
| (5) |
海上貨物輸送の主力事業化 |
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- NVOCC事業に加えたCFS、倉庫、バイヤーズコンソリデーション等補完サービスへの取り組み |
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| 2. |
強いアジアを売る(欧米競合他社と戦える「売る」仕組み作り) |
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〜日本・米州・欧州とアジア発着及びイントラアジアをターゲットとして、航空・海上貨物の物量拡大を目的に、グローバル市場で「強いアジア」をグループ全体で販売するための仕組みづくりを構築する。 |
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| (1) |
ロジスティクス機能強化による物量拡大 |
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- 日本・米州・欧州とアジア発着物量の拡大 |
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- イントラアジア物量の拡大 |
| (2) |
生産性向上による競争力の強化 |
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- 仕入の強化 |
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- オペレーションの標準化 |
| (3) |
お客様ニーズを的確にとらえた販売 |
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- 営業戦略に基づいた人材の交流 |
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- 三国間物流への積極的な取り組み |
| (4) |
組織横断的なお客様情報の共有 |
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- 長期的・安定的なお客様とのパートナーシップの構築 |
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| 3. |
コアコンピタンス(人材、品質、IT)の強化 |
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〜全体戦略を遂行するうえで、人材、品質、ITをKWEのコアコンピタンスと位置づけ、競争優位を確立するために継続的な向上を図る。 |
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| (1) |
グローバル人事制度の構築・実施 |
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- グループ全体の幹部候補生の選抜、育成、採用とダイバシティ化の推進 |
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- 目的別グローバル採用の実施 |
| (2) |
グローバルでのサービス品質の向上 |
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- 数値に基づいた品質管理による、従業員の品質意識とお客様満足度の向上 |
| (3) |
グローバルIT機能の強化 |
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- グローバル販売を支える社内インフラの充実と強化 |
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| 4. |
コンプライアンスの徹底と環境についての管理体制の強化 |
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| - グループにおける強いコンプライアンス意識の周知徹底 |
| - グループでの環境管理体制の強化 |
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